物理学の流れ(ざっくり時系列)

このページは physics/ 配下の分野の枠を、おおまかな登場・整理の順に並べたノートです。厳密な年表や人名の正確さより、近いところが前後に来ないかをつかむことを優先しています。重なり合う時代は多く、教育のカリキュラム順とも必ずしも一致しません。

分野の入口は 物理(索引) を参照してください。

目安の順(古い/土台に近いものが上)

次の番号は 本ページ内のおすすめの読み順 であり、全フォルダの「難易度」ではありません。

  1. 測定・不確かさ・単位系measurement-and-metrology/
    実験・観測そのものは昔からありますが、現代的な単位系・不確かさの整理はかなり後の整理としてまとまりました。純粋な「発見の年代順」には乗りにくい例外として先頭に置いています(手元の比較をそろえるための箱、という意味)。

  2. 力学(ニュートン力学)classical-mechanics/
    17 世紀を典型イメージにした、近代力学の土台です。

  3. 解析力学analytical-mechanics/
    ラグランジュ・ハミルトン18〜19 世紀。物理の新しい力の発見というより、同じ力学の書き換えとして発達しました。

  4. 流体力学fluid-mechanics/
    オイラーは 18 世紀ナヴィエ・ストークスは 19 世紀といった年代イメージです。

  5. 光学(幾何→波動)optics/
    幾何光学は古くから扱われます。波動光学のイメージが前面に出るのは 18〜19 世紀が中心です。

  6. 電磁気学electromagnetism/
    マクスウェルによる統一19 世紀中後半が目印になりやすいです。

  7. 熱力学thermodynamics/
    19 世紀にマクロな理論として整理されていったイメージです。

  8. 統計力学statistical-mechanics/
    19 世紀後半〜 にミクロな絵と結びつきます。熱力学より「説明の階層」としては後になることが多いです。

  9. 相対性理論relativity/
    特殊(1905)→ 一般(1915 頃) の順で語られることが多いです。

  10. 量子力学quantum-mechanics/
    1920 年代が中心のイメージです。

  11. 凝縮系物理condensed-matter/
    量子力学が入ってからの「応用」として固体・バンドなどが急伸した、という語り方がつきやすいです(20 世紀前半〜)。

  12. 原子核・素粒子nuclear-and-particle-physics/
    放射線の発見から標準模型へ19 世紀末〜20 世紀の画面が大きいです。

  13. プラズマ物理plasma-physics/
    20 世紀に実験・理論とも発達したイメージです(名称も 20 世紀)。

  14. 宇宙物理学・宇宙論astrophysics-and-cosmology/
    観測・モデル化とも 20 世紀が画面に大きく出ます。古代からの天文学とは、ノートの置き場で切り分けたくなることがあります(md/space/ との棲み分けは入口で決めるとよいです)。

注意(順番を信じすぎないでよい点)

  • 光学は幾何だけなら古い一方、電磁気としての光とつなげると 電磁気学と並べ方が悩ましいです。
  • 解析力学は歴史的にはニュートンのあとですが、学習順では力学の直後に置く教材も多いです。
  • 測定・メトロロジーは制度・国際合意の色が強く、学問の年表の先頭に置くかどうかは好みが分かれます。

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